祇園祭の鉾に上がりました

京都ゆうこサロンピアノ教室

京都は祇園祭たけなわです。祇園祭というと宵山や山鉾巡行が有名ですが、ちまきを授かるのもおすすめです。

 

祇園祭のちまきは食べ物ではなく、厄除けに玄関に飾るものです。ただ、買い求める人が多いので完売になることもしばしば。私も午前中に行きましたが、すでにたくさん並んでおられました。私がいただいたちまきには「蘇民将来子孫也」「福聚海無量」と書かれていました。「福聚海無量」とは、観音様の深い愛により、善行と寿命が無限無量であるというめでたいお言葉です。

 

鉾によってはちまきを買うと鉾に上がれるので、私も上がってきました。すだれがかかる美しい鉾です。上から見る眺めは全く違いました。稚児はもとは人が乗っていましたが、長刀鉾以外は人形になりました。鶏鉾の稚児人形が正座ができることが発見されたとか。長い歴史がある祇園祭でも、まだまだ新しい発見があることに驚きます。人形は今は展示されていて、鉾には巡行のときに乗ります。