懐かしい曲を聴くと幸せな気持ちになるのはノスタルジーの効果だそうです。追憶や懐古、すなわち「ノスタルジー」は、ヒトの健全な精神活動のひとつであり、心の安らぎの源となります。
「過去を懐かしく思い出すことは決して現実からの逃避でもネガティブなことでもありません。むしろ積極的に回想することは、脳の健康を維持するさまざまな効果があることがわかってきました。」と脳医学者も話しています。
ノスタルジーは「懐かしい味」の食べ物を食べたときも感じます。子供の頃、遠足に行ったときのお弁当、子供の頃に食べたおやつなど、味とともに懐かしい思い出が蘇ったとき、幸せな気持ちになります。
これらのノスタルジーによる幸福感は、認知症やうつ病の予防につながるとされます。
懐メロは世代によって違うと思いますが、日本が高度経済成長期だった1955年から1973年の頃の歌謡曲は、歌詞や音楽に活気や夢があるような気がします。